「農家さんの高齢化による落花生生産技術の継承が危ぶまれています。その危機を食い止めようと落花生のより良い栽培法を研究して若い世代に伝えていくのが私の役目です」




落花生の生産量日本一を誇る千葉県。今日は千葉県産の落花生で作ったおいしいお菓子をご紹介します。お話を伺ったのは自ら落花生の栽培を行い、それをおいしいお菓子に加工して販売している清本園の代表取締役社長 本吉 隆(もとよし たかし)さんです。本吉さんが作った焙煎落花生は歯ごたえが良くとても香ばしく上品な甘みが特徴です。「祖父の代から落花生を栽培しています。そして父が落花生の小売を始めて、私の代でお菓子作りを始めました」と本吉さん。こだわりの焙煎機を使って炒った落花生をペーストにしてマドレーヌやどら焼きを作るのだそうです。まずはお菓子の材料になっているペーストのご紹介です。




トーストやお菓子作りの材料にも

遠赤外線で焙煎し、石臼で挽いた千葉県産落花生「千葉半立(ちばはんだち)」という品種のペースト「濃厚ピーナツペースト」は清本園の人気商品です。「千葉半立」の一等品のみを使用しています。挽く時に熱が加わり風味を損なわないように工夫をして仕上げてあるため、香料が一切使われていないのにもかかわらずしっかりとしたピーナツの香りが楽しめるのが特徴です。このペーストはお菓子屋さんから製菓材料としての需要も多いそうです。無糖タイプは口に入れた瞬間にピーナツの濃厚な香りが広がります。口当たりは滑らかで味は素材そのものの優しい甘みが味わえます。加糖タイプは無糖タイプ同様にとても香ばしく、そして控えめな甘みがとても上品です。パンやクラッカーにつけて食べるのはもちろん、ドレッシングやあえ物などお料理に使ってもおいしくいただけるそう。






審査員のお墨付きをもらいました

千葉県産落花生100%のピーナツペーストがまだほとんどなかった40年前に本吉さんが試行錯誤して作り出したこだわりの「濃厚ピーナツペースト」は2016年の千葉市「食のギフトセレクション」で審査員特別賞を受賞しました。その後テレビ番組でも取り上げられて今では全国から注文が来るそうです。「地元はもちろん、全国の皆様に千葉県産落花生のおいしさをお届けしたいです」と本吉さん。それではそのペーストを使って作ったお菓子をご紹介しましょう。



素朴な食感と香り高い風味

千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」のシールが貼られたパッケージが印象的な「ちばぴーなっつマドレーヌ」をご紹介しましょう。袋を開けるとふわっと香ばしいピーナツが薫ります。食べてみると素朴で昔懐かしい食感と濃厚なピーナツの香り、そして優しい甘みが特徴です。小さなお子様からお年寄りまで幅広い世代から人気でリピーターが多いのも頷けます。






落花生をたっぷり使ったどら焼き

シンプルに焼き上げた皮にこだわりのあんとゆでピーナツを挟んだ「千葉銅鑼焼き(ちばどらやき)」はお茶請けにぴったりと大人気です。しっとりとして甘めに炊きあげられたあんに大粒のゆでピーナツがたっぷりと入っています。「お茶請けに」とお客様が言うとおり日本茶と一緒に食べたいなと思ったひと品です。






落花生農家、本吉さんの喜び

「最高のできの落花生を収穫した時は本当に嬉しいです。お客様が『おいしい』と喜んでくださる顔が浮かびます。実際に食べていただいておいしかったと言ってくださるのも本当に嬉しいです」と優しい笑顔で話す本吉さん。今千葉県の落花生生産は農家さん達の高齢化により技術の継承が危ぶまれています。本吉さんはそんな危機を食い止めようと自ら落花生のより良い栽培法を研究してその技術を若い世代に伝えていこうとしています。千葉県産のおいしい落花生がこれからも人々を笑顔にしてくれますよう、本吉さんのご活躍、これからも楽しみにしています。

 

初回の記事はこちら→清本園の落花生1


(取材・文 まちおやつプロジェクトメンバー)



 

店名 清本園
住所 千葉県千葉市稲毛区天台4-3-12
最寄駅 千葉都市モノレール22号線 穴川駅
電話 043-255-1431
FAX 043-287-6400
営業時間 平日・土曜日 9:30~19:00、日曜日 10:00~17:00
駐車場 あり 2台
イートイン あり 4席
クレジットカード
お取り寄せ HPよりお取り寄せください
ホームページ http://kiyomotoen.com/user_data/rakkasei.php

 

 

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