ビッグ・アップルと呼ばれるニューヨーク。“食べ歩きOK!”なアメリカならではのポケットの必需品、リンゴ。歩きながらリンゴをかじっている人をあちこちで見かけます。



人気のグリーンマーケット

おはようございます。「まちのキッチンから」海外番外編、第三弾はアメリカ、ニューヨークです。
多様な国籍、世界中からの観光客、あらゆる人が行き交うニューヨークの街は夜が賑やかな街と思われがちですが、実際は曜日にかかわらず朝から賑わっています。

たとえば、街の中心にあるセントラルパークは出勤前にジョギングをする人でいっぱいです。公園の広場では定期的にグリーンマーケットが開催され、都会に暮らす健康志向な人がこぞって食糧の買い出しをしています。
これは、アメリカでは太っていると自己管理能力がないと見られるため、できるビジネスマンほど日々ジムに通い、歳をとっても体型の維持に努めるからだそうです。

グリーンマーケットでは、高級スーパーで販売されている、アメリカでブームのオーガニック商品などを農家さんから直接購入することができます。
そのため、価格もお手頃で種類も豊富なので、体に気を遣う人など大勢の人が買い物に集まります。
売られている商品は幅広く、ニューヨーク州を中心とする近隣州で生産される果物、野菜や乳製品、肉や魚介類、パンやハーブなど色々な食材が揃います。
ニューヨークの中心からでも車を飛ばせばニューヨーク州郊外まで数時間で行くことはできますが、多忙なニューヨーカーにとって、一度に食材が揃えられて手軽に買えるのもグリーンマーケットの魅力的なのかもしれませんね。

参照:growNYC:https://www.grownyc.org
生産者さんや農産品の情報まで充実するアプリもあってお勧めです。



 


 


ビッグ・アップル(ニューヨーク)

世界的に大都会で知られるニューヨークですが、皆さんがイメージするニューヨークの姿はニューヨーク州の州都の一都市。しかもその中のマンハッタン区を中心とする一部だけです。
実は、ニューヨーク州はとても広く、農業が盛んな州としてアメリカのトップ5に入っています。そしてニューヨーク州が誇る農産物も色々あり、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、リンゴ、メープルシロップなどは全米でもトップクラスの生産量を誇ります。地理的にはアメリカでも北部に位置するため比較的寒い地域で採れる農産品が多いようですね。

さて、今回はビッグ・アップル(ニューヨーク)とも呼ばれるニューヨークのリンゴについて調べました。
ちなみにビッグ・アップルの名前の由来は諸説あり、NYの女性のことを呼ぶスラングだったとか、ジャズマンがつけたとか、恐慌時にリンゴを売り歩く人が多かったとか、どれが正しいかわからないようです。今ではすっかりリンゴのイメージが定着し、観光グッズでもニューヨークのシンボルマークとしてよく使われています。

 

 

豊富なリンゴの種類

ニューヨークのスーパーでは生鮮売り場の中でも果物が大きく目立ち、リンゴだけでも十数種類が並んでいます。コーナーの半分くらいをリンゴが占めており、スーパー内では圧巻です。
日本で定番のリンゴの品種、『フジ』もあります。ちなみにアメリカの定番人気は『ガラ』らしいのですが、皮は固いのに、中身はもそもそした食感で日本人が好きかどうかは微妙なリンゴです。

 

 




リンゴの食べ方は特に日本と変わりませんが、行儀が悪いとは言われず“食べ歩きOK!”のアメリカ。アメリカのリンゴは日本より一回り以上も小さく、アメリカ人からすれば手の中に小さく収まり、二、三口で食べられるサイズ。とても食べやすいからか、いつもポケットに入れていて、歩きながらリンゴをかじっている人を良く見かけます。

そして、以前のニューヨーク旅行の最中では、地下鉄に乗るとなぜか向かいのシートにリンゴが鎮座していました。誰かのポケットから落ちたのかな?ちなみにニューヨークの青リンゴで定番のイメージは『グラニースミス』ですね。


 

 

 

アメリカ、ニューヨークのおいしいリンゴ加工品

日本でも人気のアップルパイは、もちろんアメリカ、ニューヨークでも定番です。そのまま食べれば「アップルパイ」、カフェなどでアップルパイが温められてアイスクリームが添えられるものは「アップルパイアラモード」とも言います。
時々日本でも食べられますが、本当においしいです! 私はアイスクリームが解けきらないうちにケーキと一緒に食べるのが大好きですね。


 




さらに先のグリーンマーケットのリンゴ屋さんでは、冬は必ずアップルサイダーを売っています。サイダーといっても炭酸ではなく、リンゴジュースに各店オリジナルの味付けを施したホットドリンク。
どの店もうちのが一番!といって販売していて、きっとそれぞれの店にファンがいそうです。

今回飲み比べてみました。比べると色が違います。味も色の薄い方はリンゴそのままといった自然な味、濃い方はシナモンなど数種類の香辛料が入っていて複雑な味わいです。なので、毎週の買い物のたびに各店のアップルサイダーを飲めば、きっとお好みが見つかりそうです。

なんとこれを公園のベンチで飲んでいたら、足元にリスがやってきました。写真撮影間に合わず残念!

グリーンマーケットで買い物をしている人の大勢がこの温かいドリンクを購入し、週末のマーケットをのんびり散策しています。日本の都市部でもこういった季節の定番の温かい飲み物があると、散歩なども一層楽しくなりそうに思いました。日々の暮らしの彩りを、あらゆるシーンでちょっとずつ感じられるのが良いですね。

 

(文:まちおやつプロジェクトメンバー)
 

 

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