「カフェが話題になり、カフェに来て初めて川越いもを知ってくださる方も増えてきました。これから富の川越いもや地域の魅力を伝えながら、地域のブランドを高めていきたいです」

前編に続き、後編は、むさし野自然農場がOIMO cafeを始める!テレビや雑誌で何度も取り上げられている予約の取れないカフェになるまでの苦労や今後の夢を伺いました。

 

カフェを始めるきっかけ

「カフェをやってみたいと絵空事のように話すことはあったが本気でやるとは当時は考えていなかった。ただ、直売や芋堀りに来てくださる大勢のお客さんから、ホッと一息したり、色々話ができる場所があるといいねと声が出始めたこともあり、一念発起して始めました。飲食業は初めてだったから本当に勉強しました。」 とまたもあっさり言いのける武田さん、何事にも勉強し尽くして取り組まれる姿勢に頭が下がります。

「カフェを開くにあたっては、お客様に日常と非日常を楽しんでもらえるよう、くつろげる空間でありながら大人が楽しく過ごせる場所になるよう工夫しました。芋の買い物や、芋掘りを終えて、ホッと一息、ちょっと非日常を味わえる空間です。自分だけで考えるより、プロの意見も取り入れたく、デザイナーの小林幹也さんに協力をお願いし、こだわりの店舗に仕上げました」

ゆったりとくつろげる空間でありながら、自分の家とは異なるちょっとお洒落な大人が楽しめる空間です。こじゃれた感じは都内のおしゃれなカフェにも負けていません。
「お店はありがたいことに好評をいただき、女性客が多いとはいえ、幅広い年齢層の方にお越しいただいています」

ちょうど私が訪問した時は“お父さんと子供たち”といった家族連れが来られていました。

 

 

こだわりのメニュー

「メニューも考えました。看板商品の一つ“さつまいもサラダ”は、母直伝のメニューをアレンジしたものです。スイートポテトは仲間と納得がいくまで何度も試作を繰り返すなど、一つ一つ丁寧に時間をかけて考えました」

 

 

むさし金時のハニースイートポテト 600円(税込み)

むさし金時を豪快に使い、そのボリュームを感じられる一品。一度芋の中身をくり抜いてスイートポテト生地を作り、再度くり抜いた皮の中に戻します。その後焼き上げ、大きなアイスクリームをごろんとひとつ載せて、はちみつを絞っています。たっぷりかけられたはちみつとスイートポテトがとても相性良く、ほっくりとしたあつあつの芋と冷たいアイスクリームが美味しい、甘い幸せな一品です。

 

 

おいものクリームブリュレ 600円(税込み)

川越いもの芋ペーストをたっぷり敷き込んだリッチな味わいの冷たいブリュレ。
甘い芋とパリパリと香ばしいキャラメリゼがリッチなのに甘すぎず、大人の味わいでコーヒーにもよく合うブリュレです。甘いもの好きさんはもちろん、ちょっと苦手な方もきっとファンになれそうです。

 

 

OIMO cafeのこれから

「当初は集客できるのかと周りの人に心配されましたが、車で来やすいこともあり、こだわったくつろぎ空間、美味しいメニューで、口コミで広がり、今ではあらゆる雑誌、TV番組で取り上げられ、ありがたいことに予約がないと入れないほど人気のカフェとなりました」

話題のカフェを目当てに来られるお客様が増えて、ここに来て初めて芋農家であることに気付かれるお客さんも!川越いもを買いに来たついでにコーヒーを飲んで休めるようにというカフェオープンの当初の狙いから、逆転現象も起こっています。カフェのついでに川越いもを買って帰られる人も出てきました。その結果、川越いもを知ってくださる方がさらに増えてきています。

 

 

富の川越いもを地域のブランドとして高めていきたい

「お客様が増えたことでさらに夢が大きくなりました。
お客様に直接来ていただいて販売するので、食べ方、保管方法など、川越いもをよりおいしく味わっていただく方法をしっかりお伝えする“発信”を大切にしたい。そうすることで、富の川越いもや地域の魅力を伝えながら、三芳町のブランドを高めていきたいと思っています」

「三芳町は日本の農業でも後継者が多い地域で有名です。これは地域のお客様が買いに来てくれる直売の仕組みが出来上がっているためで、農家にとって一番の問題である所得もありがたいことに安定してきています。」と武田さんは言います。日本の農業は収入確保や後継者不足など様々な課題がありますが、三芳町はそういった課題を解決しながら、安定した農業地域として確立されつつあるのですね。

「さらにはニューヨークでホットドックのような存在で焼き芋が食べられるようにしたいと思っています。早速今年は香港で川越いもを紹介しますよ!」
武田さんの様な農家さんの活躍で日本のおいしい芋が世界に広がれば、近い将来、海外に住んでもおいしい焼き芋が食べられるかもしれません。食べる人が幸せになる甘くてほっこりのおいしい芋、これからも応援していきます!

  

 

■むさし野自然農場

埼玉県入間郡三芳町上富287
TEL  049-258-3441
FAX  049-259-6110

目印 遠方からの場合:三芳PA 
            お食事処オアシスかどやさん向い

 

■OIMO Cafe

月火休み
11-18時

駐車場 16台
座席数 30席

予約が望ましい HPの予約状況を確認の上お電話ください 
090-2729-5236
http://oimocafe.com/

 

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