もうすぐクリスマス。皆さんプレゼントやパーティーの準備は進んでいますか? クリスマスの食卓といえばチキン! そしてデザートはいちごがのったショートケーキですね。

 

ホイップクリームたっぷりでふわふわなスポンジのショートケーキは、実は日本生まれ。洋菓子の本場フランスでは、まずお目にかかれません。フランスでは生クリームは添え物や部分的な使われ方が多く、主役として使われることはあまりなかったのです。フランスのパティシエは、チョコレートにはカカオの産地やカカオ濃度・メーカーなどに並々ならぬこだわりを持っていますが、生クリームは「問屋が扱っているもの。使っているのは一種類だけ」といったように、パーツの一つといった扱い。一方、日本のパティシエは生クリームにも産地や油分・メーカーにこだわりを持ち、数種類をブレンドして目指す味や食感を自分で作り出しています(コンビニスイーツの生クリームも今や数種類のブレンドがスタンダードになっています)。

そんななか、「今、フランスのケーキの食感が軽い!」との情報を入手いたしました。元来、フランス菓子は重厚なもの。それが、最近オープンしたお店を中心に、日本人の口にもよく合う「軽いケーキ」がたくさん並んでいるというのです。砂糖を入れてホイップした生クリームをフランスでは「crème chantilly(クレーム シャンティイ)」と呼びます。日本発信の抹茶や柚子が定番のフレーバーになっているフランスになら、きっとクレームシャンティイが主役のケーキもあるはずです!「花の都パリ」に探しに行きましょう!



実際にパリのお店を回ってみると、昔からあるクラシックなお店では定番の重厚なフランス菓子が並んでいます。しかし、近年オープンした新しいお店ではフランス菓子だけにこだわらないワールドワイドなお菓子がラインナップされています!そして、そこにはもちろん、クレームシャンティイのケーキもあります!!

 

お店のスペシャリテはクリームのタルト(写真中央)






ホイップクリームたっぷりのイートインメニューとして有名な、ニュージーランド発祥のパブロヴァ。このお店には、ティラミスやパンナコッタなどのイタリアンドルチェもあります。


そして、極めつけはこのお店!その名も『MAISON DE LA CHANTILLY(=シャンティイの店)』です。パリのパティスリーでは珍しい食べ歩きスタイルのアイテムが中心で、広めのイートインコーナーもあります。

 

シャンティイはパリ近郊の地名です。シャンティイ城は美食の城として有名です。ここで17世紀半ばに初めて砂糖を入れてホイップした生クリームが食べられ、「crème chantilly(クレーム シャンティイ)」と呼ばれるようになったそうです。
 


 



 



 


まず頼んだのはコルネ。注文すると、ソフトクリームのコーンのように成型されたソフトクッキーに、クレームシャンティイをもこもこたっぷり絞ってくれます。
また、一番人気はシュークリーム。こちらも注文後にシューパフをカットしてたっぷりのクレームシャンティイを絞ってくれました。こちらは生地のバターの香りと塩気がいいアクセントとなり、飽きずに食べることができました。

無事に「フランスのケーキの食感が軽い!」を実感できたわけですが、今回は季節の関係か、苺がのったショートケーキは見つけられませんでした。また春になったら、パリまで探しに行きたいなぁ~♪

 


(文:まちおやつプロジェクトメンバー)

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