焼菓子の箱に書かれているのはブランド和牛の「黒田庄牛」、そしてショーケースにはひときわ目を引くラーメンが!? 一見不思議な光景ですが実はどちらもスイーツです。



兵庫県西脇市にある「kajitsu」は地産素材を使ったお菓子を多く販売している町で人気のお菓子屋さんです。

ショーケースには色とりどりの美味しそうなケーキ、商品棚にはかわいいラッピングの種類豊富な焼き菓子が並べてあります。
美味しそうなケーキを選んでいると、焼き菓子の棚には「黒田庄牛」と書かれた箱が!ショーケースにはひときわ目を引く存在のラーメンどんぶり!「なぜケーキ屋さんに?」と思われる方も多いのではないでしょうか?これらは正真正銘の人気のスイーツなのです。これらのケーキを早速紹介しましょう。まずはオーナーシェフ岩崎 弘芳(いわさき ひろよし)さんが地産素材を使ったお菓子を作りはじめたきっかけからお伺いしました。




きっかけはお客様のひとことから

「お客様から『市外の人に西脇市のお土産品として持って行けるお菓子があればいいな』との要望があったのがきっかけです。もともと西脇市には洋菓子にあう地産素材が少なかったので素材探しから始めました。『地元の食材を使用したお菓子、そして西脇市のおやつとしてインパクトのあるものを。』と考えた結果生まれたのが『黒田庄牛』のフルーツケーキです。」と岩崎シェフ。黒田庄牛といえば地産の「山田錦」の米ぬかや稲わらを餌にし、豊かな自然の中で育てられたブランド和牛です。きめ細やかな肉質や脂肪の甘みがとても上品なことで有名です。そんな「黒田庄牛」で作ったフルーツケーキとはどんなものなのでしょうか、詳しいお話を伺いました。



牛肉とフルーツを1か月以上熟成させてつくります

「黒田庄牛」と9種類のフルーツを洋酒で1か月以上つけこみ熟成させた「黒田庄 果実菓子(くろだしょう ふるうつけえき)」です。世界からも注目されている神戸ビーフの西脇市産「黒田庄牛」のうまみはフルーツをまろやかに熟成させるそうです。そのフルーツをバター生地に練りこみ焼き上げてあります。洋酒とバターの香りが広がりうまみ成分が加わったフルーツがアクセントになっています。口に入れると口いっぱいに旨みが広がり、飲み込んだあともフルーツケーキの美味しい余韻が残ります。遠くはオーストラリアから「おいしい!」とのうれしいお便りをいただいたこともあるんです。

 

黒田庄 果実菓子(くろだしょう ふるうつけえき) 1個 1,296円(税込み)



見た目はラーメン!食べたらスイーツ!

洋菓子だけれど名前は「播州ラーメン」です。
岩崎シェフの遊び心が生み出した、西脇市のご当地ラーメンそっくりのスイーツです。特注品だという本物の播州ラーメンどんぶりに入っています。気になる中身はというと、まず一番下にロールケーキを敷き、カスタードを重ねます。次にラーメンに見立てて、麺はマロンペースト入りの白あんを細く絞り、スープは紅茶のゼリーで表現します。トッピングにチョコで作ったチャーシュー、海苔、レモンピールで作ったもやし、レモングラスのネギを飾って完成です。パフェの様に一口ごとに違う味が楽しめる「播州ラーメン」はひんやりとして夏にぴったりな一品です。


 

播州ラーメン 486円(税込み)



日本酒好きにはたまらない地酒のケーキ

農家さんが自ら育てた兵庫県多可郡産の「山田錦」でこだわりの日本酒を作ったそうです。その美味しさを知ったことがきっかけで「地酒ケーキ信人」を作った岩崎シェフ。
焼き上げても残る「山田錦」の日本酒ならではのフルーティーな香りは、箱に詰めて持ち帰っても、食べる時までしっかり続きます。日本酒好きにはたまらないケーキです。上品な甘みと、しっとりとしてきめの細かいカステラ生地はもうやみつきです。



地酒ケーキ 信人 1,296円(税込み)



播州織のラッピングもうれしい

西脇市でもうひとつ忘れてならない特産品は播州織です。
播州織は約220年の長い歴史をもつ綿織物です。先に糸を染めてから織り上げることで有名で、自然な風合いは老若男女から人気です。

「kajitsu」ではラッピングやリボンにデザイナーがデザインした「播州織」を使用しています。

地産素材のケーキと播州織のラッピングの組み合わせは、お土産にぴったりとお客様に喜ばれるのだそうです。

※「黒田庄 果実菓子(くろだしょう ふるうつけえき)」の写真のラッピングが播州織です




これからもびっくり美味しいお菓子を楽しみに

岩崎シェフにパティシエになった理由を聞いてみました。
「昔は製菓の専門学校はなかったんです、製菓だけじゃなく調理にかかわる事をすべてならいました。製菓製パン、西洋料理、和食、中華、その中で器用な手先を活かせる道と思い製菓をえらびました。昔から手先は器用だったんです。」と教えてくれた岩崎シェフ。

牛肉で洋菓子を作ったり、ラーメンそっくりの生菓子を作ったりとユーモアあふれるアイディアでお客様を驚かせるのが好きな岩崎シェフですが、やっぱりお客様から美味しいといわれるのが一番うれしいそうです。

これからも面白くてとっても美味しいお菓子や地産素材を使用したお菓子の発売が楽しみです。

(取材・文 まちおやつプロジェクトメンバー)



 

店名 kajitsu
住所 兵庫県西脇市上の121-2
電話 0795-24-0090
最寄駅 JR加古川線西脇駅(中国道滝野社ICR175北上10分)
営業時間 10:00~19:00
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場 あり 9台
イートイン なし
クレジットカード
お取り寄せ
お取り寄せ方法 お電話にてお問い合わせください
ホームページ

HP:http://cake-kajitsu.com/
Facebook:https://www.facebook.com/sweet.cake.kajitsu/?fref=ts

 

 

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