いちじく、ぶどう、抹茶のお菓子。地元が誇る名産品を和菓子に組み合わせて。四季の移ろいを感じられる和菓子と、洋の食材も合わせた新感覚の和洋菓子。




京都府城陽市。「地元の名産は、なんといっても大粒のいちじくです」

京都府・南部に位置する城陽市に「京菓子司 与楽」という和菓子屋さんがあります。創業は昭和53年。現在は、本店を含めて府内に6店舗。創業者の森正人さんにお話を伺いました。「城陽というところは、京都と奈良のちょうど中間あたりに位置します。京都から五里、奈良から五里の位置にあることから“五里五里の里”とも呼ばれているそうです」

そんな城陽市の特産品がいちじくです。
「うちでは、いちじくのお菓子はすべて城陽産のものを使っています。京都のいちじく生産のうち、9割以上を生産していて、粒が大きくてジューシー。いちじく好きの人にはたまらないおいしさだと思いますよ」
そんないちじくのおいしさを楽しめるのが、大福。大福は「与楽」で特に人気の商品で、春には苺、夏にはぶどう、秋にはいちじくと、季節を通して楽しめます。
いちじくの大福は9月から数量限定販売とのこと。現在は販売期間が終わってしまっていますが、城陽市産のいちじくを甘煮にしてバターたっぷりのパイに閉じ込めた「いちじくパイ」や、同じく城陽市産のいちじくをゆっくり熟成・乾燥させた「いちじく糖果」は通年楽しめる、嬉しい商品です。「いちじくパイは、和と洋のおいしさを組み合わせた焼き菓子です。お茶や紅茶、コーヒーなど、どんな飲みものとも相性がよいので、三時のおやつにぴったりですよ」

 

 

いちじくパイ 6個入り 1,780円(税込み)

 

いちじく糖菓 7個入り 1,570円(税込み)

 

 

地元名産のお芋や、京都・宇治抹茶を使ったお菓子も豊富。

また、いまが旬のさつまいもを使った「てらだいも」もお店の人気商品の一つです。
「和製のスイートポテトのような焼き菓子です。寺田芋も城陽市の名産で、250年も前から栽培されているものです。栗のようにホクホクとした食感と素朴な甘さが特長です」
また、果物のほかに、京都府の名産品といえば「抹茶」を忘れてはいけません。「与楽」には、宇治の高級抹茶を使用した、どら焼き「抹茶みかさ」やバウムクーヘン「琴の音」・「宇治の茶々餅」なども並びます。
また、冬季限定の人気商品が「名木のせせらぎ」というお菓子。大粒の丹波大納言に宇治抹茶の餅で包み、大きな栗の甘露煮をのせた、見た目も美しい和菓子です。
「どれも抹茶とあんこ、抹茶と羊羹、抹茶とお餅など、組み合わせが面白いお菓子となっています。香りよく色の美しい抹茶を楽しんでもらえたら嬉しいですね」

 


てらだいも 1個160円(税込み)



「和菓子を通して、四季の移ろいを感じたり、季節を楽しんでもらえたら」

和菓子屋さんと言えども、焼き菓子などのラインナップも豊富な「与楽」。パイやパウンドケーキ、生クリームを合わせた生どらなども並びます。
「基本は和菓子屋ですからね。メインのお菓子は和菓子ですが、ニーズに合わせて洋を組み合わせたお菓子の展開も広げています。和菓子屋の基本は“豆”なので、そこにさまざまな素材を組み合わせています」
和菓子屋の顔ともいえる、あんこや煮豆などにバターや乳を組み合わせるのが「与楽」の和洋菓子です。昔ながらの和菓子味に、果物や洋の素材を組み合わせることで、和菓子の可能性をさらに広げるように工夫していると森さんは言います。
さらに、「与楽」が大事にしているのが「季節を楽しむ」ということ。先に紹介した果物しかり、季節の移ろいを感じさせる素材を使って、その時季ならではの味を楽しんでもらいたい、と言います。
九州で生まれ育った森さん。京都で14年ほど修業し、30歳のときに独立しました。現在、68歳。まだまだ現役で和菓子作りに励んでいます。
趣味は「ゴルフと植木」とのこと。植木鉢でお花や植物を育てるのが好きで、お店にある植物のほとんどが森さんによるものです。
「これからの季節は、“すすき”や“富貴蘭”(ふうきらん)ですかね。お菓子も花や植物も、季節を感じられるのがいいですね。四季のある日本ならではの楽しみだと思います」
そういって笑う森さん。季節の移ろいをお菓子で感じる。「与楽」のお菓子には、そんな楽しみ方もあるのでした。

 

 


 

店名 京菓子司 与楽 本店
住所 京都府城陽市平川中道表23-18
電話・FAX 0774-54-2482
最寄駅 近鉄京都線 久津川駅(徒歩7分)
目印 城陽平川西郵便局近く
営業時間 9:00~19:00 (火曜日のみ9:00~18:00)
定休日 なし
駐車場 あり 3台
イートイン

なし (店内に簡易的なテーブルと椅子があり、そこで頂くことは可能とのことです)

クレジットカード 店舗は不可、ホームページからは可
お取り寄せ 一部可
お取り寄せ方法 ホームページから
ホームページ、ブログ等

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