「子供が自分の貯金箱をもって『ノートと鉛筆がどのくらい買える?』と言った。こんなに小さな子供が大切な貯金を寄付しようとしているんだ。自分には何ができるだろう」

代表取締役社長 松田 和也(まつだ かずや)さんとスタッフの皆様



愛知県海部郡蟹江町は蟹江川・佐屋川・日光川・善太川・福田川など多くの河川流れ、「水郷・かにえ」と呼ばれています。そして特産物では「白いちじく」が有名です。蟹江町産の「白いちじく」は蓬莱柿(ほうらいし)という品種で、実が白く甘みは強い、そして種の多さからプチプチとした食感が楽しめるのが特徴です。作付・収穫量の少なさに加え、傷みやすいいちじくは市場に出回りにくい果物とされています。蟹江町の「白いちじく」も同様で昔から自家消費が多くみられていました。本日お話を伺った「パリジャン」の代表取締役社長 松田 和也(まつだ かずや)さんやパティシエの皆さんも口をそろえて「いちじくは買うものではなく近所から山ほどおすそ分けがもらえる」、と言っていました。高価な印象のいちじくですが蟹江町の人々にとって蟹江町産「白いちじく」は気軽に食べることが出来る身近な果物なのですね。






一方子供たちのいちじく離れが進んでいます。
蟹江町の特産物である「白いちじく」を食べたことがないという子供が増えてきているのだそうです。松田さんはこれを深刻な問題ととらえ蟹江町産「白いちじく」を使用したケーキを作り、販売しています。そして「学校給食の栄養士と相談してジャムを作って子供たちの給食のカレーにいれたりもしているよ」。と洋菓子以外でも「白いちじく」を子供たちに食べてもらえるように工夫していることを教えてくださいました。それではさっそく松田さんが作る蟹江町産「白いちじくのショートケーキ」をご紹介します。本日は佐藤シェフにショートケーキを作る工程を見せていただきました。いちじくを剥き、スポンジケーキに生クリームと共にたっぷり挟みます。そしてスポンジケーキにクリームを塗り、上にきれいな生クリームのデコレーションといちじくを飾って完成しました。

いただくとふわっふわのスポンジとミルク感たっぷりの生クリームは想像どおり最高のおいしさです。そこにたっぷりの「白いちじく」がジューシーさとプチプチとしたアクセントをプラスして、とっても贅沢なショートケーキです。

「パリジャン」で「白いちじく」を使ったケーキは「いちじくショートケーキ」のほかに、洋生ケーキの「いちじくタルト」と焼き菓子の「いちじくタルト」があります。

いちじくのショートケーキ 1個350円(税込み) 

                  


いちじくタルト 1個320円(税込み)




いちじくタルト 1個200円(税込み)




「パリジャン」というお店の名前が付けられたケーキは「パリジャン」の看板商品です。四角いスポンジケーキに生クリームをぽってりたっぷりとのせ、四隅をたたんだユニークな形をしています。こちらは先代が考え出したケーキで、これまで「パリジャン」で修業されたシェフが自分のお店を持った時、このレシピを受け継いで、そのお店の名前をつけて同じお菓子を販売しています。そのため多くのお店で目にすることができる愛知県の銘菓のひとつです。洋生菓子を気軽に手を汚さず食べられるようにとひとつひとつ袋に入って売られています。親しみやすい見た目とは反対に、作り方はとても難しく、手間がかかるそうです。味も繊細でスポンジケーキは先代から受け継がれた秘伝の製法でふわふわしっとりに仕上げられています。一口食べるとあふれるふわふわとろとろのクリームがスポンジケーキの美味しさをさらに引き立てます。1日4,000個売れることもあるというから驚きです。

 


パリジャン プレーン 1個 120円(税込み) 

 

老若男女問わず大人気なのが「とろけるショコラ」です。こちらもひとつひとつ個包装されています。一つ160円という価格と濃厚なチョコレートの品のある味わいのギャップに驚きます。生チョコレートのようにギュッと濃いチョコレート生地は口の中でとろける食感です。食べ終わっても口の中にチョコレートの風味が残ります。まとめ買いされるお客様が多いのも納得です。バレンタインデーには「とろけるショコラ」を買いにくる女性のお客様が多く、2,000個も売れたのだそうです。

とろけるショコラ 1個 160円(税込み)




「白いちじく」を子供たちに食べてもらうという取り組みの他にも松田さんが力を入れている活動があります。それは東日本大震災以降に始めた募金活動です。震災のあった3月11日にお店に募金箱を置き募金を募ります。さらに、来店人数×100円を松田さんからの寄付金として現地に送っているのです。きっかけは震災が起きた直後でした「小学校で子供が自分の貯金箱をもって『これでノートと鉛筆がどのくらい買える?』と言ったこと。こんなに小さな子供が大切な貯金を現地の為に使おうとしているんだ。自分には何ができるだろうと心を打たれた」と松田さん。それからは松田さんはもちろん、スタッフのみんなも自主的に募金を始めたのだそうです。[この活動でスタッフ同士やお客様との絆はさらに深まりました。これからも色々なことに取り組んでいきたい」、とお話しになりました。

季節ごとに旬のフルーツを使って作った洋菓子を作っている「パリジャン」。季節が変わったら、また美味しいケーキを買いに行こうと思います。

パリジャンには他にもたくさんの美味しいケーキが並びます。


 

店名 パリジャン 蟹江店
住所 愛知県海部郡蟹江町源氏3-217
電話 0567-95-1105
FAX 0567-95-1168
最寄駅 JR 関西本線 蟹江駅
目印 国道1号線、芝切交差点を北へ約1km 西尾張中央道沿い左側。
営業時間 9:00~21:00
定休日 年中無休
駐車場 あり 13台
イートイン なし 
クレジットカード 不可
お取り寄せ 不可
ホームページ http://www.parisian.co.jp 

 

店名 パリジャン 富吉店
住所 愛知県海部郡蟹江町冨吉4-102
電話 0567-95-6948
最寄駅 近鉄 名古屋線 冨吉駅
目印 国道1号線、富吉駅南交差点を北へ直ぐ。 富吉南商店街内。
営業時間 9:00~21:00
定休日 年中無休毎週水曜日休み(イベント・祝日は営業)
駐車場 なし
イートイン なし 
クレジットカード 不可
お取り寄せ 不可
ホームページ http://www.parisian.co.jp 

 

■パリジャン 蟹江店

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